2023年10月13日付で、大手ビールメーカー4社、アサヒビール株式会社、キリン株式会社、サッポロビール株式会社、サントリービール株式会社へビール及び発泡酒等の原材料であるコーン、スターチ、糖類について、非遺伝子組み換え(NONGM)か否か、また原材料・製品のトレーサビリティについて公開で質問しました。
この調査は2014年より10回目となります。調査を始めた当初、原材料のコーン及びスターチ、糖類はNONGMトウモロコシから作られたものを使用していましたが、2015年の調査時には全社が遺伝子組み換え(GM)不分別のトウモロコシを原料とする糖類に切り替えています。NONGM原材料の調達の難しさから、長期的、安定的な調達と供給との理由です。
ゲノム編集トウモロコシの使用については、全社が現時点で予定はないとしています。トレーサビリティについて、全社が原材料の入荷記録及び製品の出荷記録、製造ロットと入出荷ロットの対応記録を保存していました。
【各社への質問】
質問1 貴社製品原材料のコーンとスターチ、糖類を使用している場合について、非遺伝子組み換え(NONGMO)か不分別かをお教えください。
質問2 非遺伝子組み換えの原料を使用している製品に関して、今後不分別のものに切り替える予定はありますか。予定がある場合、その理由と時期をお教えください。
質問3 既に不分別の場合、切り替えた理由とその時期をお教えください。
質問4 今後のゲノム編集トウモロコシを原料とするコーン・スターチ及び糖類使用についてお教えください。
使用する・使用しない 理由
質問5 トレーサビリティについてお教えください。
原料の入荷記録の保存 有・無
製品の出荷記録の保存 有・無
製造ロットと入出荷ロットの対応付け記録 有・無
以上