日本で初めてのゲノム編集食品として、2020年12月トマトの生産・販売・流通が認められて半年以上が過ぎました。畑では、トマトが赤く実る時期を迎えています。そこで、ジュースとピューレの原料トマトについて、製造販売事業者9社公開質問状を送り、8社から回答がありました。7社ではゲノム編集トマトの使用予定はなく、表示については「回答しかねる」とのことでした。ゲノム編集トマトを扱うサナテックシード株式会社からは、表示に関する考え方が回答として寄せられました。有機農業と国産を重視する光食品株式会社は、ゲノム編集は扱わないと表明されました。
【2021年6月18日付公開質問状送付先】カゴメ株式会社、株式会社伊藤園、アサヒ飲料株式会社、日本デルモンテ株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、イオン株式会社、サントリー食品インターナショナル株式会社、光食品株式会社、サナテックシード株式会社
2021年度トマトジュース・ピューレ公開質問回答結果一覧
2021 サントリー食品インターナショナル株式会社 ※回答を寄せていただいたご担当者様の個人名は伏せました。
遺伝子組み換えやゲノム編集の問題についてはさまざまな意見がありますが、消費者が広く情報を得たうえで選択できる仕組みが、私たちの社会には必要です。たねと食とひと@フォーラムでは、そのような考えからチームを作り調査活動を進めています。
以上
2021年度 トマトジュース及びピューレの原材料に関する公開質問状
2019年度 トマトジュースへのゲノム編集由来原材料使用に関する回答結果