2020年2月13日付けで、トマトジュースの原材料について、ゲノム編集由来の原材料を使用する予定があるか否かを聞くため、下記の8社へ公開質問状を送りました。
回答結果については、2/24(月)のシンポジウム「ゲノム編集食品が食卓へ~表示とトレーサビリティの必要性」シンポジウム「ゲノム編集食品が食卓へ~表示とトレーサビリティの必要性」で発表します。
【送付先】カゴメ株式会社、株式会社伊藤園、アサヒ飲料株式会社、日本デルモンテ株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、イオン株式会社、サントリーホールディングス株式会社、光食品株式会社
公開質問 「トマトジュースの原材料について」
近年、新しいバイオテクノロジーとしてゲノム編集が登場しました。技術としてはまだ初期の段階で、評価は定まっていません。しかし、国は2019年にゲノム編集作物・食品の一部については規制の対象外とし、届け出や表示は義務化しませんでした。日本におけるゲノム編集作物・食品の流通がどのような作物から始まるのか、また国産・輸入のどちらが先になるのかはわかりませんが、今後、さまざまな食品に或いは加工品原材料として使用される可能性があります。消費者としては非常に気になるところです。
国内では、ゲノム編集高GABAトマトの開発も本格的に進められていると報道されています。表示が義務化されていないため、身近なトマトジュースの原材料がこれまでのトマトなのか、ゲノム編集されたトマトなのか見分けがつきません。つきましては、貴社が製造販売されているトマトジュースの原材料につきまして、ゲノム編集トマトを使用される可能性があるかどうか、任意の表示制度についてどうお考えになるか、また今後の方向性等についても、公開で質問させていただきます。
別紙質問に2月20日(木)までにご回答いただきますようお願いいたします。なお、ご回答につきましては、その有無も含めて弊会ホームページ等に掲載させていただくことをご了承ください。
以上
質問1 現在販売中のトマトジュースについて、ゲノム編集作物由来の原料に切り替える予定はありますか。その有無についてお答えください。 ある ない 未定
・ 切り替える予定がある場合、以下の項目について回答をお選びください。また、切り替える利点と課題等についてもお答えください。
・ ゲノム編集である旨の表示 する しない
・ 厚労省への事前相談 した これから しない
・ 事前相談を終えられている場合、商品化の準備を 進めている 見送りたい
・ 安全性についての懸念 ない ある
・ 利点と課題
・ 切り替える予定のない場合、その理由について教えてください。
・ 未定の場合、その理由について教えてください。
質問2 ゲノム編集作物・食品に対する消費者のイメージをどのようにとらえていらっしゃいますか。3つの中からお選びください。
・ 良い
・ 従来の食品と変わらない
・ 良くない
質問3 ゲノム編集作物・食品の一部には、届け出や表示の義務がないことについて、どう思われますか。2つの中から選んで、その理由もお答えください。
・ 妥当である 理由
・ 良くない 理由
質問4 商品に「ゲノム編集でない」表示が可能な場合は、表示されますか。2つの中から選んで、その理由もお答えください。
・ 表示する 理由
・ 表示しない(困難) 理由
以上
※データを使用される場合は必ずたねと食とひと@フォーラム事務局までご連絡ください。
連絡先 Email info@nongmseed.jp 電話 03-6869-7206 FAX 03-6869-7204