遺伝子組み換え作物の規制やそれを使用した食品への表示義務などについて、法律で定めていく必要があります。国会議員がこの問題についてどの程度把握し、どういう姿勢でいるのかを調査するために、5月にアンケートシートを衆参両院の全国会議員にファックスで送付しました。6月末までに20人の議員から返信がありました。回答結果は下記の通りです。日頃より遺伝子組み換え作物や食品に関心のある方々かと思われます。尚、7月10日の参議院選挙で回答者のうち3名が落選されました。
国会議員への遺伝子組み換え意識調査回答結果一覧表(2016年)
Q1.日本で許可されている遺伝子組み換え作物の種類や用途をご存知ですか。
知っている | 17 |
把握していない | 3 |
Q2.日本の加工食品に遺伝子組み換え大豆やトウモロコシが使用されていることをご存知ですか。
知っている | 20 |
知らない | 0 |
Q3.遺伝子組み換え作物の動物への影響が指摘されていることをご存知ですか。
知っている | 16 |
関心はあるが詳しくはわからない | 3 |
影響は特にないと思う | 0 |
知らない | 0 |
無回答 | 1 |
Q4.遺伝子組み換え食品の輸入に対する対策についてどうお考えですか。
防止策が必要 | 16 |
特に対策は必要ない | 0 |
安価で便利なので推進したい | 0 |
よくわからない | 0 |
その他 | 4 |
Q5.日本における遺伝子組み換え作物の使用に関する表示の現状についてどうお考えですか。
わかりやすい制度だ | 0 |
現状を把握していないが、わかりやすい表示があったほうがいい | 0 |
現状では不十分。明確な表示義務付けが必要 | 18 |
特に必要ない | 0 |
よくわからない | 0 |
その他 | 2 |
以上
この企画は地球環境基金の助成を受けて実施しました。