2024年8月2日付けで、キッコーマン(株)、ヤマサ醤油(株)、正田醤油(株)、盛田(株)、ヒゲタ醬油(株)、ヒガシマル醬油(株)の6社へ、原材料に関する公開質問を実施し、ヒガシマル醬油(株)を除く5社から回答がありました。
質問①の遺伝子組み換え原材料の使用及び原産国については、5社とも大豆類は非遺伝子組み換えを分別生産流通管理済みの外国産です。
質問②の不分別のものへの切り替えについては、5社とも切り替える予定は無し。
質問③の不分別のものを使用している理由と時期については、使用していない1社、回答を控える1社、加工原料の遺伝子組み換え情報を管理していない1社、2社が無回答でした。
質問④の今後のゲノム編集トウモロコシの使用については、使用しない2社、方針を定めていない1社、意図的に使用する予定なし1社、2社が未定と回答。
質問⑤の食品トレーサビリティの取り組みについては、全社、原材料の入出荷記録及び製造ロットと出荷ロットの対応付け記録が保存されていました。
2025年4月、質問①でアルコールや醸造酢、みりんに「該当なし」と回答された4社に、原材料について再度、聞き取りしました。
ヤマサ醤油(株)は遺伝子組み換え未使用、原材料は主にサトウキビ及び非遺伝子組み換えトウモロコシ。
正田醤油(株)は遺伝子組み換え未使用、原材料はサトウキビ。
盛田(株)は遺伝子組み換え未使用、原材料はサトウキビ。
ヒゲタ醬油(株)は表示義務がないので「該当なし」としていますが、分別生産流通管理済みのものを使用し、原材料は非公開です。
キッコーマンもアルコールを使用しています。回答の方に非遺伝子組み換え原料使用の旨が記されています。
以上