2023年7月～8月、2023年度市民による「遺伝子組み換えでない」表示市場調査活動を実施します。
市民が遺伝子組み換えやゲノム編集作物・食品を注視し続けること。遺伝子組み換えとその表示の現状を知らせること。そして、より多くの団体、個人の共同の取り組みにより、国や事業者に市民が遺伝子組み換えやゲノム編集食品を注視していることを示すために実施します。
2023年4月1日施行された遺伝子組み換え表示基準の改定により、組換えDNAが検出できない場合に限り、任意表示の「遺伝子組み換えでない」が表示できるという厳格化がおこなわれました。この改定により、これまで食品表示ラベルに「遺伝子組み換えでない」と表示していた多くの食品から「遺伝子組み換え」や「でない」という文字が消える見通しです。
市場から「遺伝子組み換え」や「でない」という文字を見かけなくなることにより、市民の遺伝子組み換えへの関心が薄れます。「遺伝子組み換えでない」表示の代わりに「分別生産流通管理していることがわかるよう表記できる」としていますが、今後、遺伝子組み換えでない表示ができないのであれば、コストのかかる分別生産流通管理をやめる事業者も出てくると思われます。そのことにより、単に遺伝子組み換えでない表示ができなくなるだけではなく、分別生産流通管理システム自体が使われなくなり、無くなる可能性も出てきます。ますます、非遺伝子組み換え作物・食品の入手が困難になると思われます。
2023年度市民による「遺伝子組み換えでない」表示市場調査活動
● 手引きをご一読いただき、調査シート又はGoogleフォームにて調査内容をご記入ください。
● 本調査に関する説明会やゲノム編集・遺伝子組み換え食品に関する学習会をご希望される場合は下記までご連絡ください。事務局より折り返しご連絡いたします。
【調査対象食品】
・ 豆腐、醤油、コーンスナック菓子。
・ 独自の調査対象・調査項目等を加えていただくことは自由です。
【調査内容】
・ 対象食品の包材ラベルの「枠内」、「枠外」にどのように表記されているか調べる。
・ 「遺伝子組み換えでない」表示の有無
・ 「遺伝子組み換えでない」表示の代わりに書かれている表記
・ 表示されていない
【調査時期】 2023年7月～8月、とりまとめ2023年11月報告予定
【2023年度市民による遺伝子組み換えでない表示市場調査活動手引き】
【2023 遺伝子組み換えでない表示市場調査シート】
【Googleフォーム https://forms.gle/zNS7VdJBT1wvbnWY7】
・ 調査シート又は調査フォームに必ず、お名前、ご連絡先をご記入の上、お送りください。
・ 調査シートを使用される場合はご記入後、info@nongmseed.jp又はFax:03-6869-7204 へお送りください。
・ 不明な点等ございましたら、たねと食とひと＠フォーラム事務局にお問い合わせください。
【呼びかけ団体・問い合せ】たねと食とひと＠フォーラム事務局
101-0054東京都千代田区神田錦町3-21ちよだプラットフォームスクエア1342
Email:info@nongmseed.jp又はFax:03-6869-7204
以上