私たちは2014年より大手ビール会社4社に対してビール・発泡酒・第3のビール・ソフトドリンクの原材として使われているコーンスターチや糖類が遺伝子組み換え=GMかどうかについての質問をおこなっています。
2015年度の各社の回答から衝撃的なことがわかりました。発泡酒などに使われている糖類が「不分別」、つまりGM作物を使用している可能性があるのです。理由は「(NONGMのものは)調達が厳しく安定供給できなくなるため」とのこと。コーンスターチについては「遺伝子組み換えでない」との回答でした。酒税法によりGM表示義務はありませんが、他の食品でも糖類は遺伝子組み換えの食品表示が任意なので、私たちは様々な食品から知らず知らずのうちにGM食品を摂っている可能性があります。
そこで、今年度は「粉ミルク」について調査をいたします。
昨年上映会を開催した映画「遺伝子組み換えルーレット」の中でアメリカにて販売されている粉ミルクの原材料である大豆やトウモロコシが遺伝子組み換えであるという驚愕の報告がありました。
産まれてすぐに毎日飲む粉ミルク。影響は測り知れません。
2016年5月22日、国内の粉ミルクメーカー6社(株式会社明治、森永乳業株式会社、雪印メグミルク株式会社、雪印ビーンスターク株式会社、アイクレオ株式会社、和光堂株式会社)に対して粉ミルク及びフォローアップミルク等の原材料が非遺伝子組み換えかどうか公開質問状を送り、結果をたねっとホームページにて公表いたします。
今回質問した、各社の商品一覧と原材料についてはこちら