2024年6月7日付でコーンスナック菓子メーカー4社(ハウス食品株式会社、ヤマザキビスケット株式会社、株式会社やおきん、株式会社湖池屋)へ非遺伝子組み換え及びゲノム編集原材料の使用について公開質問状を送りました。
我が国では穀物トウモロコシ、大豆、菜種のほとんどを輸入に頼っている状態が続き、多くの遺伝子組み換え作物由来の食品・添加物が加工食品の原材料として使用されています。
また、2021年より、国内でゲノム編集技術応用食品の流通が始まり、2023年3月20日にはゲノム編集トウモロコシ「ワキシートウモロコシ」が厚労省に食品としての届け出が受理されました。遺伝子組み換えやゲノム編集技術応用食品の問題については様々な意見がありますが、消費者がひろく情報を得たうえで、選択できる食品表示が必要だと考えています。
コーンスナック菓子の原材料に関する質問
質問1 貴社製品原材料のコーンとスターチ、糖類を使用している場合について、遺伝子組み換え分別生産流通管理済み(分別)又は遺伝子組み換え不分別(不分別)の何れかをお答えください。
質問2 遺伝子組み換え分別生産流通管理済みの原料を使用している製品に関して、今後、不分別のものに切り替える予定はありますか。予定がある場合、その理由と時期をお答えください。
質問3 既に不分別の原材料を使用されている場合、不分別に切り替えた理由とその時期をお答えください。
質問4 今後のゲノム編集トウモロコシを原料とするコーン・スターチ及び糖類の使用についてお答えください。
使用する・使用しない、理由
質問5 原材料及び製品に関するトレーサビリティについてお答えください。
原料の入荷記録の保存 有・無
製品の出荷記録の保存 有・無
製造ロットと入出荷ロットの対応付け記録 有・無
以上