たねと食とひと@フォーラムは、たねといのちの多様性と持続性のために活動しています。

 2020年2月24日(月)振替休日、シンポジウム「ゲノム編集食品が食卓へ~表示とトレーサビリティの必要性」を開催します。

2/24ゲノム編集食品シンポジウム案内ちらし 

※当日は入口にて手指のアルコール消毒をお願いいたします。マスクの着用は各自のご判断でお願いします。

 新しいバイオテクノロジーとして登場したゲノム編集。技術としてはまだ初期の段階で評価は定まっていません。しかし、国はゲノム編集食品の一部について規制の対象外とし、届け出や表示の義務化は無しとしました。どのように規制するのかしないのか具体策が提示されない状況ですが、そう遠くない時期に出てくると思われます。

 シンポジウムではゲノム編集食品の商品化にあたり、表示のあり方及び生産、流通、消費の過程で食品がどこから来たのか、また、どこへ行ったかを調べることができるトレーサビリティについて、専門的研究者に問題提起していただきます。

 血圧を下げるといわれるゲノム編集高ギャバトマトが店頭に並ぶ日も間近に迫っています。高ギャバトマトの種子を生産、販売する事業者にご報告いただきます。

 一足早くゲノム編集食品の流通が始まっているアメリカを取材し、ゲノム編集で作られた油で焼いたステーキを食べたという記者に、アメリカの状況を中心にご報告いただきます。

シンポジウム「ゲノム編集食品が食卓へ~表示とトレーサビリティの必要性」

日時:2020年2月24日(月)振替休日13:30~16:30 <受付13時~>

場所:明治大学リバティタワー1階1011教室 アクセス 御茶ノ水駅3分/新御茶ノ水駅5分/神保町駅徒歩5分

主催:たねと食とひと@フォーラム

参加費:一般1,000円 学生500円 たねと食とひと@フォーラム個人会員800円(当日ご入会者も対象)

お申込み・お問合せ:たねと食とひと@フォーラム email:info@nongmseed.jp   FAX:03-6869-7204

★お名前、人数、連絡先、会員の有無を記載の上、EmailアドレスまたはFAXにて事前にお申込みください。


13:30~16:30

<問題提起>

「ゲノム編集作物の健全な利活用のためには」 塚谷 裕一さん 東京大学大学院理学系研究科教授

「ゲノム編集食品の表示のあり方を考える」 石井 哲也さん 北海道大学安全衛生本部教授

<報告>

「ゲノム編集高ギャバトマトの商品化に向けて」竹下 達夫さん サナテックシード株式会社代表取締役会長

「ゲノム編集食品の流通が始まっているアメリカを取材して」水野 雄太さん NHK報道局 科学・文化部記者

「ゲノム編集食品調査チーム報告」 たねと食とひと@フォーラム調査チーム 中野 陽子

15:05 <会場より質問用紙回収>

    休憩

15:20 パネリスト 塚谷裕一さん、竹下達夫さん、水野雄太さん、吉森弘子、高口ようこ、青木マキ

16:25 まとめ 石井哲也さん

16:30 閉会


意見交換会兼懇親会 17:15~19:15
会場:ナポリ下町食堂お茶の水店
会費:3,500円(コース料理飲み物付き)
定員:先着20名
参加を希望される方は2月20日(木)までに、名前、連絡先、人数をinfo@nongmseedまたはFAX:03-6869-7204にてお申し込みください。


登壇者プロフィール

塚谷 裕一(つかや ひろかず)さん/東京大学大学院理学系研究科教授・同附属植物園園長。日本学術振興会学術研究システムセンター主任研究員。専門は植物の発生・分子遺伝学や多様性研究。主な著書に『植物の<見かけ>はどう決まる』中公新書、『変わる植物学、広がる植物学』東京大学出版会、『スキマの植物図鑑』(中公カラー新書)など。

 

石井 哲也(いしい てつや)さん/北海道大学安全衛生本部教授。科学技術振興機構、京都大学などを経て平成25年北海道大学安全衛生本部特任准教授。平成27年同教授、現在に至る。遺伝子組換え技術やゲノム編集の農業応用に関する倫理社会問題に関心がある。

 

 

竹下 達夫(たけした たつお)さん/サナテックシード株式会社代表取締役会長。2020年1月1日より現職。サナテックシード株式会社はゲノム編集を利用して品種改良された種子を生産・販売する会社。2019年に種子の試験販売を開始し、世界初のゲノム編集による高ギャバトマトが同年末に店頭に並ぶことを目指す。この高ギャバトマトは筑波大学の江面浩教授とそのチームがギャバ蓄積量に関連するトマト遺伝子の改編をCRISPRを使って行い開発。

 

水野 雄太(みずの ゆうた)さん/NHK報道局 科学・文化部記者。平成25年(2013)日本放送協会 入局。初任地・仙台放送局では、平成28年(2015)から2年間、沿岸部の気仙沼支局で勤務し、東日本大震災の犠牲者遺族や商業・住宅再建の課題を取材。平成30年(2018)から報道局・科学文化部で、主にゲノム編集・がん医療・臓器移植医療・再生医療の取材を担当。

 

吉森弘子(よしもり ひろこ)/たねと食とひと@フォーラム共同代表。岡山県岡山市出身。1981年お茶の水女子大学文教育学部卒業。2006年6月から2013年6月まで生活協同組合パルシステム東京理事長。たねと食とひと@フォーラムには2013年12月の設立当初から関わり2016年6月より共同代表。

 


 

この企画は地球環境基金の助成を受けて実施します

以上

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