2026年2月24日付けで、大手ビールメーカー4社のアサヒビール株式会社、キリンビール株式会社、サッポロビール株式会社、サントリー株式会社に公開質問を実施し、全社より回答がありました。
●原材料について
ビール・発泡酒などに使用されるコーンおよびスターチの原料となるトウモロコシは、分別生産流通管理済み(遺伝子組み換えでない)のものが使用されていました。 一方で、糖類の原料となるトウモロコシは不分別(遺伝子組み換え混入の可能性あり)となっています。
また、ゲノム編集トウモロコシの使用については、現時点で予定はないとの回答でした。
●食品トレーサビリティについて
入荷記録・出荷記録・製造ロットと入出荷ロットの対応付け記録が保存されており、基本的なトレーサビリティが整備されています。
分別生産流通管理済み原料の表示については、現時点で実施予定はないとのことです。
●気候変動による原材料調達への影響
世界的に異常気象が常態化する中、農産原料の調達にはさまざまな影響が生じています。高温や干ばつによる収量減少・品質低下の懸念。主産地の変更が必要となる場合のコスト増。夏場の高温・乾燥による品質・収量の不安定化。価格変動や生産者の生活への影響。
このような状況に対し、複数産地からの調達や事前の品質確認を行い、必要な数量と品質の確保に努めています。さらに、中長期的には、品種改良や栽培技術の高度化など、農業分野での技術革新が一層重要になっています。