2024年1月8日付でマヨネーズメーカー10社(キューピー株式会社、味の素株式会社、日本農産工業株式会社、株式会社ニップン、ケンコーマヨネーズ株式会社、株式会社ななくさの郷、株式会社創健社、ムソー株式会社、株式会社みやぎ農園、丸和油脂株式会社)に、マヨネーズの原材料の植物油、酢、卵(鶏のエサ)に関する公開質問状を送付しました。
2024年1月8日
公開質問 マヨネーズの原材料について
貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
たねと食とひと@フォーラムと申します。弊会は「たね」という観点から、私たちの社会において、食と農がどのように生態系生物多様性に関係しているかという問題に取り組み、公開質問によるアンケート調査や現場への取材、講座の開催などを中心に活動を行っております。
貴社が製造販売するマヨネーズの原材料、および現在の取り組みと今後の方向性について、公開質問状を送付させていただきます。
我が国では菜種、穀物トウモロコシ、大豆のほとんどを海外からの輸入に頼っている状態が続き、加工食品の原料として遺伝子組み換え作物由来の食品・添加物が多く利用されています。また、家畜の飼料にも遺伝子組み換え作物が使われています。
一方では、2021年より、国内でゲノム編集技術応用食品の流通が始まり、2023年3月20日にはゲノム編集トウモロコシ「ワキシートウモロコシ」が厚労省に食品としての届け出が受理されました。
遺伝子組み換えやゲノム編集技術応用食品の問題については様々な意見がありますが、消費者がひろく情報を得たうえで選択できる仕組みが、私たちの社会には必要だと考えています。
誠に恐れ入りますが、1月26日(金)までに弊会宛、別紙質問回答表にてご返信いただけますと幸いに存じます。
なお、ご回答の有無及びご回答いただいた内容については、弊会のホームページ等に掲載させていただきます。何卒ご了承ください。
以上