2023年5月19日付で2023年度都道府県の主要農作物(米・麦・大豆)等種子生産状況に関するアンケート調査を実施しました。2018年4月に第1回アンケート調査を実施し、昨年度の追加アンケート調査を含めて7回目となります。昨年のアンケート調査では32の自治体で種子・種苗生産に関る条例が施行されています。見えてきた課題として、「都道府県間連携が重要」「今後も国の財政措置が必須」「県内種子価格との差が生じた場合や品質・事故が起きた場合の対応、県内の種子生産農家や組合等の合意形成が課題」といった意見がありました。この間の回答結果や状況の変化を踏まえて、新たな質問を加えたアンケート調査になっています。調査結果の報告は6月下旬を予定しています。
2023年度都道府県の主要農作物等の種子生産に関するアンケート
2023年度都道府県の主要農作物種子等の生産に関するアンケート調査の概要
・ 2022年度の予算額及び予算を構成する主な費目について
・ 実施部署又は機関の名称
・ 奨励品種名
・ 奨励品種決定のための原々種・原種の生産、種子の審査等について
・ ゲノム編集品種の種子生産の可能性について
・ 種子生産に関する条例について
・ 国又は民間企業との共同開発について
・ 民間事業者への知見の提供について
・ 奨励品種のうち品種登録されている品種名について
・ 道府県登録品種の許諾内容(通常利用権・自家増殖の場合)について、
・ 都道府県間連携、種子生産のための財源確保、優良な種子の流通確保のしくみについて
・ 主要農作物等の種子生産を継続する重要性について
以上