遺伝子組み換え問題を知る・考えるためのポータルサイト
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またもや大変危険な遺伝子組み換え作物が承認されようとしています。

遺伝子組換えダイズ、ワタ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)

締切日:平成26年7月11日(金曜日)

詳細 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/140612.html

1つはダウ・ケミカルの除草剤耐性大豆。3種類の除草剤に対する耐性を持っていますが、うちひとつの「アリルオキシアルカノエート系除草剤」というのは「2,4-D」、つまり、ベトナム戦争で使われた枯葉剤を指しています。これが認可されれば、枯葉剤をたっぷりかけて生産された大豆の日本への輸入が認められることになります。 さらに、もしもそんな大豆が国内で栽培されることになれば、枯葉剤が国内に大量に散布されることになり、深刻な環境汚染や、ベトナムで起きたような悲惨な健康被害を引き起こしかねません。

ベトナム戦争では米軍が大量の枯葉剤をベトナム国内に散布しました。その終結から30年以上経った今でも、ベトナムでは奇形児の出生が後を絶たないのです。その被害の実態を直視し、枯葉剤の恐ろしさを、わたしたちはもっときちんと胸に刻む必要があるでしょう。

また、モンサントのワタ4種のうち1品種は、3種類の除草剤に対する耐性とチョウ目害虫抵抗性(=殺虫性)を持っています。3種の除草剤のうちの1種、ジカンバも、2,4-Dとおなじく、ベトナム戦争で枯葉剤として使われた、危険な除草剤です。枯葉剤残留に加え、さらにBt(殺虫毒素)も含んだ危険なワタが日本に輸入されることになります。1粒で4度危険といえます。これが日本で栽培されることになれば、枯葉剤による環境汚染に加え、殺虫毒素によるさまざまな昆虫への影響、生態系の破壊も懸念されます。殺虫毒素は害虫を殺すだけではなく、益虫までも殺してしまうからです。

デュポンのとうもろこしは、除草剤グルホシネート耐性と、殺虫毒素を持っているものです。殺虫毒素は昆虫の消化管を破壊する作用を持っています。家畜や人間には無害だ、とされていますが、実際に直接それを食べてみた人の意見はまったく違っています。フィリピンでは大勢の農民が、それを食べて下痢するなど健康被害を実感し、懲りてしまって、栽培はしても、もう誰も食べようとしないと言います。(参考資料:「失敗の10年―GMコーンに騙された農民たち」

カナダの調査では一般的な食事をしている妊娠女性の93%の血液からBt毒素が検出されました。(参考資料:Bt toxin found in human blood is not harmless)Bt毒素はたん白質なので、油ではなく、おそらく肉や卵・乳製品等の畜産品を通して、摂取したのではないかと推測されています。つまり、Bt毒素入りの遺伝子組み換え作物を家畜が食べると、その肉や牛乳などにもBt毒素が含まれる可能性があるわけです。とうもろこしの主な用途は家畜飼料ですので、Bt毒素入りのとうもろこしを承認すれば、それが日本にも輸入され、それを食べた家畜の肉などにもBt毒素が含まれ、それが日本人の体にも入ってくることになる、と考えられます。

そんな健康にも環境にも危険な作物は要りません。日本政府はこのような遺伝子組み換え作物を承認するべきはありません。ぜひ、みんなでパブリックコメントを出して、政府にわたしたちの反対の声を届けましょう。

意見提出先

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001955&Mode=0

安田美絵-ルナ・オーガニック・インスティテュート(マクロビオティック料理教室&持続可能な食の学校)主宰

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