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文部科学省は11日、大塚製薬の赤穂研究所(兵庫県赤穂市)で、遺伝子組み換えウイルスを含む可能性のある実験器具などが法律に基づく適切な処理のないまま廃棄されていたとして、同社を厳重注意した。外部の環境への影響はないという。文科省によると、同社は昨年9~12月、遺伝子組み換えウイルスを死滅させる処理をせずに、器具や廃液を5回廃棄していた。

YOMIURI ONLINE 2014年06月11日 23時03分より

同社によると、原因は、実験で用いた試薬に、遺伝子組み換えバキュロウイルスが残存 している可能性があるということについて、その表示を十分確認することなく使用するなど、実験従事者の認識が不十分であったことによるものとしていますが、同様の違反事例は、他の複数の企業、大学等の研究機関でも起きており、認識が不十分であったという理由で済ませられるものではありません。

また、文科省の考え方として、遺伝子組 み換えバキュロウイルスによる生物多様性への影響等の可能性はないと考えられるとしていますが、生 物多様性への影響の可能性がないと誰が確認したのでしょう、同様の違反が相次いで起こる現状をみるにつけ、研究者、科学者は環境や生物多様性への配慮を忘れてはならないと考えます。

以下、文科省ホームページより

文部科学省は、平成26年5月8日、大塚製薬株式会社(東京都千代田区)より、同社赤穂研究所(兵庫県赤穂市)における遺伝子組み換え生物等の不適切な使用等について報告があり、平成26年6月11日、同社に対し、再発防止のための措置を徹底するよう厳重注意を行った。

概要

  1. 平成26年5月8日、大塚製薬株式会社から、遺伝子組換え生物等の使用等に関し、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号)(以下「法律」という。)に基づく適切な取扱いが行われていなかったとの連絡を受けるとともに、6月6日、同社より原因と今後の対策を取りまとめた報告がありました。
  2. 同社からの報告の概要は以下のとおりです(詳細別添)。
    1)平成25年9月から12月までの間、同社赤穂研究所において、遺伝子組換え生物等を含む可能性のある試薬を用いた実験を行った際、当該実験に用いた実験器具の一部や廃液を、実験後に不活化処理(遺伝子組換え生物等を死滅させる処理)せずに廃棄していたことが5例判明した。
    2)実験器具等は密封状態で委託先の廃棄物処理業者が回収し、焼却処理が行われていたことを確認済みであるため、生物多様性への影響はないと考えられる。
    3)同社において、遺伝子組換え生物等として認識し、適切な不活化処理を行わなければならないものについて、上記の他に適切な取扱いが行われていなかったものがないことを確認した。今後、同社において、遺伝子組換え生物等の管理体制の見直し、使用時の確認作業の強化、取扱いに関する関係者への教育等の再発防止策を実施する。
  3. 上記報告を受け、本日、文部科学省は、同社に対して、再発防止のための措置を徹底するよう厳重注意を行いました。
  4. 文部科学省としては、このような事態の更なる発生防止のために、引き続き、法令の理解及び遵守について周知徹底を図っていきます。

大 塚 製 薬 株 式 会社 における遺伝子組換え生物等の不適切な使用 等について

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